- 中学生の子どもにスマホを持たせたいけれど、どこの会社のどのプランにすればいいかわからない
- LINEMOにしようかなと思うけど本当に大丈夫か不安だな。
こんなふうに思っていませんか?
中学生にスマホを買い与える時に、どの会社のどのプラン選ぶのかは非常に重要です。
何もわからないまま大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のお店に行き、いつの間にか高額プランを契約してしまった、というのはよく聞く話です。一方で、適当な格安SIMを選ぶとスマホの設定が難しかったり、通信品質が悪くて不便な思いをしてしまいます。
この記事では、10年以上格安SIMを使い続け、スマホライターとして150本以上の記事をメディアに執筆している筆者が、中学生のスマホはLINEMOにするとよい5つの理由を解説します。
中学生のスマホのおすすめがLINEMOである5つの理由
- 料金がシンプルで安い!|だれでも3GB990円で使える
- ソフトバンクの高品質回線を使える|他の格安SIMと違って通信速度が安定している
- LINEギガフリー|データを使い切っていてもLINEによるコミュニケーションが取れる
- 口座振替に対応|クレジットカードがなくても契約できる
- フィルタリングサービスがある|子どもの有害コンテンツへのアクセスを防げる!
LINEMOは家族割引など複雑な割引の要件は不要、誰でも990円〜で高品質な通信回線を使えることが最大のメリットです。
この記事を読むことで、ご自身の子どものスマホはLINEMOにすれば良いことがわかり、子どものスマホに関する悩みの1つが解決します。
ぜひ最後までお読みになって、子どものスマホを買うまでの一歩を踏み出してくださいね。
中学生のスマホはLINEMOがおすすめ!理由①料金プランがシンプルで安い!
LINEMOのプランは月々990円のミニプランと月々2,728円のスマホプランの2種類です。複雑な割引要件は不要で、だれでもこの料金で使えます。
プラン名 | ミニプラン | スマホプラン |
---|---|---|
月額料金 | \だれでも/ 990円 | \だれでも/ 2,728円 |
月々のデータ容量 | 3GB | 20GB |
データ使い切り後の通信速度 | 300kbps | 1Mbps |
LINEスタンプ プレミアム for LINEMO ※1,000万種類以上の対象スタンプが使い放題できるサブスクサービス | 対象外 | 対象 |
キャリアのプランの場合「一緒に使う家族がいるかどうか」「提携の光回線を契約しているかどうか」など、条件によって料金が変わります。家族がドコモを使っているから、子どももドコモを使うといったことになりがちなのです。
親が契約している回線プランや自宅で契約している固定回線を気にする必要はありません。ミニプランならデータ通信容量3GBを誰でも990円で使えます。
ちなみに3GB990円って安いのかな?いまいちピンときません!
auのスマホミニプランで3GB使った場合の料金は4,378円〜5,665円です。
キャリアのプランと比較するといかにLINEMOが安いのかがわかります。
中学生のLINEMOのミニプランを選ぶことにより、親の回線プランや自宅の固定回線を一切気にせず、月々のスマホ代を誰でも990円に抑えることができるのです。
中学生のスマホはLINEMOがおすすめ!理由②ソフトバンクの回線をそのまま使うので速度低下を起こしにくい
LINEMOはソフトバンクの回線をそのまま使えるので、通信速度の低下を起こしにくく安定して使えることもLINEMOのメリットです。
実は格安SIMと呼ばれるスマホプランには2種類があり、どちらに属するかによって通信品質が大きく変わってきます。
格安SIMの2つの種類とサービスの特徴は?
- MNO系の格安SIM|大手キャリアが自社の回線網を使ってサービスを提供するため、通信品質が高い
例)ahamo・UQモバイル・povo・ワイモバイル・LINEMOなど - MVNO系の格安SIM|大手キャリアの回線を間借りしてサービスを提供するため、通信速度が不安定になりがち
例)IIJmio・mineo・トーンモバイル・イオンモバイルなど
MVNO系の格安SIMでソフトバンクより安いプランは確かに存在します。しかし、自社回線を持たずにキャリアの回線の一部を借りて提供するサービスであるため、特に昼休みや夕方の混雑時間帯は通信速度が遅くなる可能性があります。
Google検索しようにもページの読み込みに時間がかかってなかなか進まない、見ている動画が途中で止まってしまうと言った具合です。
一方で、LINEMOはMNO系の格安SIMであり、ソフトバンクが持つ回線をそのまま使えます。LINEMOは料金は格安SIMなのに通信品質はソフトバンクという素晴らしい特徴を持つ携帯プランなのです。
でも中学生の子どもの料金プランですよ!通信品質にこだわる必要ありますか?
中学生だからこそこだわってあげてください!例えば、わからないことをGoogleで調べたいのに時間がかかったら調べる気はなくなりますよね?通信速度にこだわることが質の良い教育に直結するのです!
中学生のスマホはLINEMOがおすすめ!理由③対象LINEサービスをギガの消費なく使える!
LINEMOにはLINEギガフリーというサービスがあり、LINEの対象サービスをデータ消費なく使えます。また月々のデータ容量を使い切っていた場合でも対象サービスの利用については速度制限を受けません。
LINEギガフリー対象サービス(データを消費しない!)
- 各タブトップの表示
- 音声通話・ビデオ通話の利用
- トークの利用(テキスト・音声メッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルなどの送受信)
- トークのみんなで見る機能による画面シェア
- 各トークにおける設定・アルバム・ノートなどの表示・編集
- アプリからLINE VOOM(旧:タイムライン)の表示・投稿・シェア
- ディスカバー(写真・動画)の表示
- ウォレットタブのLINE Payの利用
- ウォレットタブのLINE家計簿の利用
- 設定および各項目の表示・編集
- 友だち追加画面の表示・各項目の操作・友だちの追加
- プロフィールの表示・編集・投稿
- 検索の利用
最も大きいのはLINEのトーク利用・音声通話・ビデオ通話をLINEギガフリーで使えること。現代日本においてLINEは必須のコミュニケーションツールですが、月のデータ通信容量を使い切っていても、変わらずコミュニケーションを取れるのは大きな魅力です。
中学生にとってLINEは家族とのコミュニケーションをとるのにも大きく貢献します。どんな時でもLINEで連絡を取り合えることは、スマホを持たせる親にとっても安心材料の1つとなるはずです。
中学生のスマホはLINEMOがおすすめ!理由④クレジットカードがなくても契約できる
LINEMOの月々の料金の支払いには、クレジットカード払いと口座振替の2つが使えます。したがって、クレジットカードを持っていない家庭であっても、簡単に契約できることが大きな強みです。
あまり考えたことがなかったのですが、口座振替を使えない携帯電話プランってあるんですか?
実はIIJmioやmineoなどMVNO系の格安SIMの多くは、クレジットカードがないと契約ができません。楽天モバイルは口座振替にすると毎月手数料がかかります。
クレジットカードは怖いから持ちたくない、事情があってクレジットカードが作れないという人も中にはいるでしょう。そんな人にとっては、口座振替に対応しているLINEMOの存在は魅力的なはずです。
中学生のスマホはLINEMOがおすすめ!理由⑤子どもが安心して使える【フィルタリングサービス】
LINEMOは無料でフィルタリング機能が使えます。フィルタリング機能とは不適切なサイトや有害なアプリケーションに子どもがアクセスできないように守る機能のことです。
他社の回線プランによっては強制加入であるにもかかわらず有料であることもありますが、フィルタリング機能を無料で使えることがLINEMOの大きな魅力です。
LINEMOのフィルタリングはiPhoneの場合「あんしんフィルター」という機能を使って行います。あんしんフィルターでできることは以下の通りです。
あんしんフィルターでできること
- フィルターの強度が選べる|小学生モード・中学生モード・高校生モード・高校生プラスモードの4つから選択する
- 利用時間を管理できる|月曜日の18:00〜21:00は使えないようにして勉強に集中させるといった目的で、曜日ごと30分ごとの枠ごとにオン/オフを設定できる
- 利用状況の確認|どんなウェブサイトにアクセスしたのか履歴を確認できる
- 閲覧できるウェブサイトのカテゴリの詳細設定、特定ウェブサイトへのアクセスの許可の設定
あんしんフィルターはソフトバンクが提供するサービスで、高品質かつカスタマイズ性が高いことが大きな魅力です。親がLINEMOやソフトバンク系列の回線を使っていなくても、あんしんフィルターの設定を行えます。
「だれでも契約しやすい理由」の1つにもなりますね!
中学生のスマホをLINEMOにすることで、大切な我が子を有害なサイトから守れるのです。
中学生がLINEMOを使う!よくある疑問・質問
ここまで中学生用スマホとしてLINEMOを契約するメリットをお伝えしましたが、まだLINEMOに対して不安や疑問を持っている方もいるはずです。ここからはLINEMOに関するよくある疑問や質問に回答していきます。
中学生用スマホをLINEMOで契約する際の疑問や質問
契約の前に疑問や不安を解決しておくことは大切です。1つずつ丁寧に解説していくので確認してみましょう。
中学生にはミニプランとスマホプランどっちがいい?|中学生はミニプランで十分
中学生のためにLINEMOを選ぶ場合は、ミニプランを選びましょう。外で動画を見る・ビデオ通話をするということがない限り十分な3GBのデータ容量が使え、しかも月額料金を990円と割安価格にできるからです。
実際に3GBでどんなことができるか見てみましょう。
やること | 3GBでできること |
---|---|
Webページ閲覧 (Yahoo!のトップページ250kBとして計算) | 約12,000ページ |
LINEトーク (テキストのみ、1回500文字で計算) | 約150万回の送受信 ※ギガフリー対象 |
LINE音声通話 (1分あたり0.3MBで計算) | 約165時間 ※ギガフリー対象 |
LINEビデオ通話 (1分あたり5MBで計算) | 約10時間 ※ギガフリー対象 |
LINEの写真送信 (1枚あたり500kBで計算) | 約6,000枚 ※ギガフリー対象 |
音楽再生・ダウンロード (1曲あたり4MBで計算) | 約750曲 |
YouTube視聴(低画質 360p) (1時間あたり0.25GBで計算) | 約9時間 |
YouTube視聴(中画質 480p) (1時間あたり0.5GBで計算) | 約6時間 |
YouTube視聴(高画質720p) (1時間あたり1GBで計算) | 約3時間 |
TikTok視聴 (1時間あたり0.5GBで計算) | 約6時間 |
TikTokを毎日1日6分以上見ると3GBを使い切ってしまいます。動画をたっぷり見たい場合は3GBでは難しいでしょう。しかし、Webページは1日に4,000ページ開け、音楽も1日に25曲聴けることを考えると、動画さえ見なければ十分問題なく使えます。
中学生は学校内でのスマホ利用が禁止されていることがほとんどで、家の外でスマホを使う機会がすくないはずです。動画を見たければ自宅Wi-Fi接続時のみにして、月々のデータ使用を3GB以内に抑えましょう。
自宅にWi-Fiがない場合も、動画視聴を制限すれば十分使えそうですね!
ただし、家の中で動画を使って勉強をする場合は20GBのスマホプランを検討しましょう!
中学生に持たせる上でのLINEMOのデメリットは?|3〜20GBのプランがない・ネット申し込みが必須
LINEMOの主なデメリットは3GBと20GBのプランがないことと、実店舗がなくプランはネットで申し込まなければいけないことです。
中学生なら3GBあれば十分なので、プランが2つに限られていることはそれほど大きなデメリットではありません。しかし、3GBで足りない場合は20GBのプランとなり、990円から一気に2,728円まで料金が上がるのは考えもの。10GB前後のプランが欲しい場合はLINEMO以外を考える必要があります。
ただ、10GB前後のプランがあるのはMVNO(解説はこちら!)だけなので、LINEMOのデメリットというよりはMNOのデメリットというのが正しいかもしれません。
LINEMOの申し込みにはネットを使う必要がありますが、実は非常に簡単です。ネットで申し込んで、SIMカードをスマホに差し込むだけですぐ使えます。自宅で完結するので、実店舗に行くより手軽です。
LINEMOには2つのデメリットが存在しますが、それほど大きな問題ではなありません。
デメリット以上にLINEMOを契約するメリットが大きいので、ぜひ中学生のスマホにはLINEMOを選びましょう。
中学生の子ども名義で契約できる?|使用者登録すればOK
LINEMOは中学生名義では契約できませんが、中学生を使用者として登録できます。この場合、契約者となるのは保護者です。
中学生がLINEMOを使う場合の契約は?
- 契約者…保護者
- 使用者…中学生本人
使用者として子どもを登録なくても、保護者名義のスマホを子どもに使えわせることはできますが、利用者登録することをおすすめします。理由は子どもLINEを安全に使えるからです。
子どもを利用者登録した場合、子どものスマホでは「LINE ID検索」や「電話番号検索」を使った友だち登録ができません。
契約者もしくは使用者が18歳未満の場合、LINEの一部機能が制限される仕組みになっています。
これは一見不便のように思えます。しかし子どもが不適切なユーザーと接触する可能性が減るという意味では、むしろ友だち登録できないことの方が好都合です。
学校のクラスメイトとLINE上で友だちになる場合はQRコードなどを使えばいいですね!
もちろん、親名義で契約して子どもに渡すことができないわけではありませんが、子どもが危険に巻き込まれないように、子どもを使用者登録して契約しましょう。
中学生のLINEMO契約に必要なものは何?|学生証が本人確認書類になる!
中学生を使用者としてLINEMOの契約をする場合、中学生本人の本人確認書類と契約者となる親の本人確認書類などが必要です。以下のものを用意しましょう。
中学生のLINEMO契約に必要なものリスト
- 親の本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- 子どもの本人確認書類(マイナンバーカード・保険証・学生証・生徒手帳など)
- 利用するスマホ(iPhoneがおすすめ)
- 親(契約者)名義のクレジットカード・もしくは銀行口座番号
生徒手帳があれば契約できそうね!
音声通話や留守番電話のオプションはある?|あるけど中学生には不要
LINEMOには通話かけ放題オプションや留守番電話オプションがあります。
オプション | 月額料金 |
---|---|
通話準定額(5分以内かけ放題) | 550円 |
通話定額 | 1,650円 |
留守番電話サービス | 220円 |
中学生の場合は、音声通話かけ放題のオプションや留守番電話オプションが必要なケースはほとんどないはずです。ただし、何らかの事情で必要になった時に選択肢があることは知っておいて良いでしょう。
まとめ|中学生のスマホはLINEMOがおすすめ
LINEMOが中学生におすすめなのは、3GB990円の割安プランに誰でも契約できることにあります。回線はソフトバンクの高品質回線で、LINEのサービスがデータ消費なしで使えることも魅力です。
LINEMOは中学生本人の生徒手帳と親の本人確認書類、親の銀行口座かクレジットカード、利用するスマホがあれば今すぐに契約ができます。ぜひお財布に優しく、高品質なLINEMOでお得にスマホデビューをさせてあげてくださいね。
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